前回の渡英(2007年と異なること,同じこと)
前回は2007年8月の渡英.当時は欧米経済の好調さ(後から振り返ればリーマンショック前)により,£1=260円での生活.地下鉄初乗りで£4だったので,すごく高いという感想を持っていた.今回もCovid-19頃には£1=140円弱だったが,渡英前には£=210円まで円安が進み,またかとの思いをもった.ただ,英国の利下げなどからやや円安の進行は抑えられつつあるのは前回と異なる.
住居については,前回は日系不動産会社を通じて賃貸住宅に入居した.当時のネットはADSL全盛期で,電話回線がないとネットができなかった.しかし,入居した住居では電話が通じない.BTにいくら電話しても,大丈夫との一点張り.1週間,電話をかけまくり,途中で担当者のたらいまわしに会い,ようやく住居に点検にきてくれてら,電話線がカットされていたことが判明.前の住居者がかってにカットしていたらしい.こんなことわかるはずもなく,ネットが利用できるまで2週間近くかかった.それ以外にも,住居の不備も多く,大家さんの管理人に連絡するも,これまたすぐに来てくれない.換気扇,セキュリティーシステム,日本流のお勝手口の鍵が壊れていた等,落ち着くまでにはゆうに1か月も要した.
このため,今回は日本人所有の住居を賃貸した.ネットはすぐにつかえた.電気ガスも一応問題なしであった.すぐに,通常モードで生活が始められた点は嬉しい.けど,冷蔵庫の冷凍庫が不調で温度が下がらない.給湯システムの不具合もあったけど,大家さんが解決してくれて大きな問題となっていない.
しかし,イギリスの冷蔵庫である.水冷式とでもいうのか,庫内にたくさんの水が溜まるのである.この点は,日本の電化製品の質の高さに感心するばかりである.