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Power Outage

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10月16日(水)の朝8時過ぎに停電.ブレーカーが原因ではなく,辺りの住宅や信号機で電源供給がストップした.近所の方の話では5~6年に一度あるとのことで,1時間ほどで復旧するのではと言っていたが,そこはイギリス..と思っていたら,70分ほどで復旧した.

停電を通じて改めて電気がないと現在の生活は成り立たないことを痛感.携帯電話は利用可能なので良かったものの,ネットが利用できずやはり焦る.また,信号機停止で付近の道路はすごい渋滞.

家については警報機が作動する,ボイラーの設定時間がリセットされた.隣接する住宅は水道もストップしていたとのことで,日本同様,電気なしでは生活できないことがわかる.

ロンドンにきて初めての経験であった

 

2024年10月16日

郵便事情と生産性

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日本では10月1日より郵便料金が引き上げされた.郵便料金について,日英の勤労者ベースの平均所得(中央値)で比較する.2023年時点で,日本の平均所得は405万円(厚労省調査)で単純な月額は33.7万円.封書(50gまで)110円,速達(250gまで)300円であるので,封書は0.033%,速達は0.089%となる.

同じ規格でイギリスの郵便料金は,封書(2nd class,100g以内)で£0.85,速達(1st Class)で£3.50であり,所得比ではそれぞれ0.028%,0.117%となる.なお,イギリスでは1st ClassはWe aim to deliver the next working day, including Saturdays,2nd ClassはWe aim to deliver in 2-3 working days, including Saturdaysとされている.

このように,まだイギリスの方がやや料金は高いとみられる.

さて,郵便配達の一人当たり収益でみると,日本は値上げにより向上が期待できる.さらに,この数値を上げるには,さらなる料金の値上げもあるが,イギリスでの郵便集荷方法がある.

写真のポストはロンドンの街中のポストの集荷時間を示しているが,月曜~金曜は17:15の1回,土曜日は12:00の1回,日曜日はない.他方,日本はどうであろうか.集荷時間は1日あたり2~4回(私の近所のポストは3回),しかも日曜日,祝日であっても2回の集荷がある.これをイギリス式にすれば,人件費削減につながるであろう.

もっとも,日本の郵便も普通配達の場合,本州以外の地域になると,水曜日までに投函しないと同一週内に着かない状況に変更されている.日本でも,今後,集荷回数の減少が実施されるのではなかろうか.こうして,郵便は生産性を向上させているとすると,普通配達の郵便の利用者の利便性は低下する.配達の時間を早めるためには,追加の料金(速達やレターパック等)が必要となるのも当たり前となってくるんだろうね..

2024年10月09日

UK Costco

日本でもおなじみのCostco.日本の会員証でUKのCostcoも利用できる.日曜日のCostcoは日本と同様に混雑している.本日の利用で初めての経験をした.すごい混雑でカートがない.カート返却場所で待ち構える人もいれば,荷物の積み込みが終わりそうな人を探して駐車場をうろつく人もいる.何とかカートを入手して店内へ.

いくつか購入予定の品物を入れて,少し離れたところにおいて,商品を選別.決めた商品をカートに入れようとしたら,カートがない.探していると,商品を梱包している段ボールのごみ箱に,私の買い物バッグと購入予定の商品が捨ててあった.カートが入手できずに店内に入った人の仕業のようである.こんなこと,想定もできない.

Costcoは,UKでも地元のスーパーよりg単位などで比較するとかなり安く,人気がある.そのため,多くの人が大量買いをしており,カートは必需品ともいえる.

さて,Costcoがどの程度安いのか.現在,UKの価格調査をしており,そのことと併せて,別の機会に明らかにしたい..

2024年09月29日

イギリスの電化製品

冷蔵庫 日本の冷蔵庫と最も異なるかな.ともかく,庫内に水が溜まる.水を定期的に除去しないと,冷蔵庫で冷蔵品を取り入れする際に水が床にこぼれる.また,庫内の水の通り道で氷ができていることも.この状況は17年前と変わっていない.

掃除機 イギリスなのでダイソン製.なので,吸引力は良い.品質は良いかな.しかしながら,重い.家の中を持って移動するのは一苦労な掃除機である.

電気ケトル イギリスが230Vということもあるが,ともかくお湯が沸くのが速い.500mlならば30秒もかからない.非常に重宝できる.

洗濯機 ドラム式.日本と同様に問題なく利用.乾燥機はイギリスでは必須かな.

電子レンジ Panasonic製.だけど,シンプルな機能で,使いやすくはある.

炊飯器 Toshiba製.だけど,表示はすべて中国語.なんとか,使えている.

2024年09月20日

SOASへ行く

SOASへ初めての訪問.IDカード作成し,Campus Tourでグルっと見学.図書館は設備も充実しており,環境はよさそうである.愛知大から同じくVisitingで来られている田端さんとも会った.これから先,いろいろとお世話になる大学である.

ただ,問題は,大学までの交通費.National Railwayのシニアパスをゲットして30%引きでチケットを購入しても,往復2000円.高いなぁ.

2024年09月09日

前回の渡英(2007年と異なること,同じこと)

前回は2007年8月の渡英.当時は欧米経済の好調さ(後から振り返ればリーマンショック前)により,£1=260円での生活.地下鉄初乗りで£4だったので,すごく高いという感想を持っていた.今回もCovid-19頃には£1=140円弱だったが,渡英前には£=210円まで円安が進み,またかとの思いをもった.ただ,英国の利下げなどからやや円安の進行は抑えられつつあるのは前回と異なる.

住居については,前回は日系不動産会社を通じて賃貸住宅に入居した.当時のネットはADSL全盛期で,電話回線がないとネットができなかった.しかし,入居した住居では電話が通じない.BTにいくら電話しても,大丈夫との一点張り.1週間,電話をかけまくり,途中で担当者のたらいまわしに会い,ようやく住居に点検にきてくれてら,電話線がカットされていたことが判明.前の住居者がかってにカットしていたらしい.こんなことわかるはずもなく,ネットが利用できるまで2週間近くかかった.それ以外にも,住居の不備も多く,大家さんの管理人に連絡するも,これまたすぐに来てくれない.換気扇,セキュリティーシステム,日本流のお勝手口の鍵が壊れていた等,落ち着くまでにはゆうに1か月も要した.

このため,今回は日本人所有の住居を賃貸した.ネットはすぐにつかえた.電気ガスも一応問題なしであった.すぐに,通常モードで生活が始められた点は嬉しい.けど,冷蔵庫の冷凍庫が不調で温度が下がらない.給湯システムの不具合もあったけど,大家さんが解決してくれて大きな問題となっていない.

しかし,イギリスの冷蔵庫である.水冷式とでもいうのか,庫内にたくさんの水が溜まるのである.この点は,日本の電化製品の質の高さに感心するばかりである.

2024年09月08日

UK徒然なるままに

2024年9月1日から在外研究の機会を経て,2度目のロンドン滞在となった.UKでの生活について思いつくままに書き留めていきたい.

 

2024年09月08日

ブログ始めました

奈良に転居後,東大寺・二月堂へ早朝散歩を日課としている.早朝だと耳に入るのは,鹿の鳴き声と鳥たちのさえずり,それさえも聞こえないシーンとした中を歩きながら,いろいろと考えたことを書き綴っていくことにします.

2024年04月07日